ブログ工事中 器機は長さ一尺四、五寸許りにて、是の器機の真ン中に銕の円銅あり。其の表に繊条を刻み、長き軸棍を以て之を貫き、軸の一端に廻手あり。其他の一端に一輪あり。廻手を施転すれば其の輪も従つて動き、円胴の運転を助く。円胴の前に方二寸許りなる円板の銅嘴あり。以て発声を容るゝの用と為す。

入荷情報 2025.01.17

 
① TERRE THAEMLITZ 1st Album 30周年を記念した「Tranquilizer」からのビニールカット。元々は1994年Instinct Ambientからのリリース。この復元拡張版はこれまで未発表のボーナス、トラック、レア曲、文字通り「欠落」していた「タイトルトラック」を収録したアルバム。「Tranquilizer」からは3枚の塩化ビニールがカットされています。


流通の変化もあり、初回は少数枚のみの入荷、即完売となっています。逃してしまったCOMATONSEマニアの方々、EP1~EP3、リプレスのインフォが届いたので、ご安心ください。

今回はテーリさんからディストリビューターに掛け合ってもらい、翌リプレスから安定した枚数が確保できると思います。※ EP2の1stプレス、少し店頭/オンライン在庫あり。

➁ TERRE THAEMLITZによるオーディオ、テクスト、ビデオを用いる「不産主義」。2017年にドクメンタ14で公開されたマルチメディア・プロジェクト「Deproduction」からのビニールカットEP1とEP2。こちらはテーリさんが持っているラストストック (テーリさん曰く、COMATONSE最後のストック) を扱っています。市場ではかなりの高額で取引されているようですが...共にリリース当時の12inchプライスで販売。

③ 今、調度VESSELレーベルのTim Heaneyとメール中、VESSELカタログ一気に入荷します。今月末ぐらいでしょうか。レーベルラストストックのタイトルもあり。メルボルンから届くVESSELカタログは通常流通と装丁が異なります。

匆々 (2025.01.17

番外蔵出編 1 - スリップマット フロム デトロイト -

在庫は全て一点。四種と告知しましたが、六種類ありました。
デトロイト産スリップマット。新品。

何枚かは元ネタや製作者が判断できましたが、詳細不明のローカル物もあり。

※通販オーダー時の備考欄にカタログ番号(cat)をご記入頂くか、取り置きに追加の場合は当店メールアドレスにカタログ番号(cat)をご記入ください。一点のみの在庫なので、先着順とさせていただきます。売り切れ(Sold out)の場合はごめんなさい。

追記 スリップマットのみのオーダーはできません。ご了承ください。

cat BANGAI001 - sold out

cat 313BANGAI002 - sold out

cat 313BANGAI003 -3800yen

cat 313BANGAI004 - 3800yen

cat 313BANGAI005 - sold out

cat 313BANGAI006 - sold out

FAXオーダー風、懐かしい方もいるはず。番外蔵出編でした (2025.1.12

ハズシのアーキテクト

朝7時、ソウルの友人とのメールやりとり完了。
珈琲シックスパック、買ってて助かった。

二月の韓国遠征はDJに加え、
久しぶりに海外でポップアップをやってみることにした。

海外でのポップアップは何年ぶりだろ。
以前、ジャックマスターフルサト名義で日本のご当地ソノシートや効果音ソノシート、全てに英文でキャプションを付けて展示販売したが、目論み通りハズシのアーキテクトが成功。ほとんど売れなかった。

売れ残ったソノシートコレクションは地元のレコード屋が委託で取り扱いたいと言ってくれたので、全て預けて帰ってきた。シートのその後が知りたくなってきたが、もう少し寝かせておこう。

今回は自主盤を中心に持っていこうと思うので、売れ残りアーカイヴがある方、ご相談ください。

追記:デトロイトの某DJからお土産スリップマット預かってます。計4枚。全てデザインが違うブツなので店頭とココで紹介しようかなと。連絡くれたら写真送ります。(2025.01.11

ADIEU A X

本日火曜定休日。風速 3 m/s。X退会。

一つ目の仮想社会サービスから離脱して、いにしえのブログに。

意を決して始めたレコード屋。かつて食いっぱぐれかけてホームレスのハウスDJになった経験もあるので、最低限の安全マージンはとりました。たぶん。。

僕の行っている規模と文脈ではオンラインショップのアクセス数は変わらないことを確認。常連さん、新規で店舗に足を運んでくださる方、オンラインショップでオーダーを頂いている方も変わりませんでした。ガラパゴス化しても自己責任。否。元来そういった根底から産まれた物が好きだったはず。

追記

今後、ブッキング頂いたDJ、その他パフォーマンスはオンラインショップ、ブログと紙媒体で告知。

日課

今日はTerre ThaemltzさんからComatonseのバックカタログが到着。
Will Longさんからメール、ウィルさんの自主制作2LPは1月31日発売。

明日、明後日は大阪の先輩から買取入荷。
ご近所さんからハードコアパンクの買取。


sold out (2025.01.07


Bulleen Basement 1

Bulleen BasementクルーのNICが遊びにきてくれたので、忘れてしまわないうちに。

メルボルン郊外、Bulleenのカンガルー牧場。その地下にBulleen Basementと呼ばれるスペースがあった。牧場地下と聞いていたので大規模スペースかと思いきや、10人から20人で楽しむ小規模/音響特化のスペース。クルー全員は把握できていないが、スペースのボスは総合格闘技の選手。上にはカンガルーといった具合である。

ここでは招待制のパーティーが月に1〜2度ほど開かれており、2度DJで出演したことがあった。当時メルボルンで重要だと思っていたトラックメイカーANALOGUE ATTICのアレックスが無心で踊っていたのが印象深い。彼が視覚を遮断して音楽に陶酔するぐらい音響が素晴らしかった。

Bulleen Basementパーティーに招待してくれていたTim Heaneyは今や哲学科の教授。前回のオーストラリアツアーで部屋を貸してくれていたTimの相方 Samは宇宙開発部門で働くテクノオタク。まさかNICもハイな職業かと聞いてみたら、弁護士になったそうだ。皆、経た。僕は変わらずレコード屋だ。

このBulleen Basementは2022年、政府に買収され幕を閉じた。最後のパーティーには立ち会えなかったが、DJは朝11時まで続き、フィナーレはpharoah sanders「harvest time」だったらしい。Tim Heaneyからリアルタイムでメールが送られていた。(2025.01.06

ハムサンド

31日、スタジオ大掃除。令和六年は自身のレコードコレクション整理、機材の掃除をする時間が全くなかったので、楽しい作業。

作業用BGMとして、なんとなく近くに置いてあった The HolliesのRomanyに針を落としたが最後、「Jesus was a crossmaker」をカヴァーしていたことに気付いてしまう。ジュディ・シルのアナログデビュー作にして、アサイラムレコードの第一弾。学生時代にジュディ・シルを購入してから、聴かない年は無かったと思う。

確か「Jesus was a crossmaker」のプロデュースはグラハム・ナッシュ、The Holliesが歌うのは当然か。80年代と90年代のカヴァーは昔に調べたけれど、もしかしたら70年代初頭に他のカバー曲があるのでは?

と調べたら出てきてしまった、「Jesus was a crossmaker」キャス・エリオット バージョン。年末にママキャスを聴いて興奮するとは。今期の猟盤対象にノミネート。

もちろんママキャスに思いを馳せて、作業途中でハムサンドを買いに出る。ママキャスとハムサンドの逸話は起承転結込みでスラング化しても良さそう。

そんなこんなで、コレクション整理とターンテーブル一台修理完了。年始は2日から営業開始。整理した私物棚からも品出し。

追伸 : 海外のお客さんの問い合わせ、海外ブッキングの事を考えるとインスタグラーム撤退はもう少し先になりそう。商用していた便利な事や物をやめるのは意外と大変。段階的に実践躬行。(2025.01.02

 



LTD 8

MOLE MUSIC 十三周年

令和6年 12月28日 MOLE MUSIC は 13周年を迎えることができました。

レコード愛好家の方々、
日頃からサポート頂いている皆さま、ありがとうございます。

店主がカンタベリーロック好事家ということもあり、
MOLEの意はモグラだと思っている方々も多いようですが、ホクロです。

MATCHING MOLEの「そっくりモグラ」と「そっくりモグラの毛語録」は
未だに愛すべき名盤ですが、MOLE MUSICは断じてホクロです。


昔、2yangと「ポツンと存在するレコード屋になりたい」
という話をしていたのが、きっかけだったような。

2yangに描いてもらっていた「ジャポン美女シリーズ」
にホクロが付いてるのも、そういった理由。

最初期のモールミュージックの看板は「ホクロで銀河を描いて欲しい。PETER DOIG調で」
2yangには無茶苦茶なお願いをした気がします。解釈の天才に仕上げてもらった、お気に入りの看板です。

匆々

近況

ジャズコレクターの先輩から、一カ月に渡って60年代~70年代のジャズを800枚買取。ブルーノート4000番台、70's レアグルーヴからUSインディペンデントブラックジャズまで。昨日は大阪の先輩から100枚ダンスミュージックを買取。徐々に店出し。周年ということでMATCHING MOLEのオリジナル盤もそっと置いてます。(2024.12.28

巫SNS脱出計画

【お知らせ】

MOLE MUSICに関する情報を発信していた、
既存のSNSアカウントを段階的に退会していきます。

今後、MOLE MUSICが発信する情報はオンラインショップとブログ、
店頭のみ配布している瓦版に集約。


まずは年内にADIEU A X (旧twitter) 。
そして令和7年初旬にインスタグラームよ さようなら。

インスタグラームでの作業は海外ブッキング契約案件が残っているので、
移行に少し時間がかかりそうです。

今後はSNSの代わりにブログを使用、
音楽と市井のエトセトラを深堀り、テキストにしていきます。

オンラインショップでは紹介が行き届いていない、中古盤カタログも掲載予定。

あくまで個人的な心情の展開。
レコードマニアや趣味人の方に楽しんでもらえる装置になれば幸いです。
(2024.12.23